こんにちは!ユニバードさんなのだ。

5月から元号が令和に変わり、新紙幣についても発表されたのはみんなも知っているよね。新一万円札は「渋沢栄一」、新五千円札は「津田梅子」、新千円札は「北里柴三郎」に図柄が大きく変わることだけではなくて、ユニバーサルデザインにも配慮されているんだ!
今回は、視覚障がい者や外国人が紙幣の違いをより判別しやすいように、ユニバーサルデザインを採用した新紙幣について調査してみたのだ。

ユニバーサルデザインのポイントは3つ

1.指の感触で識別できるマークの形状・配置変更

2.数字の大型化

3.「ホログラム」と「すき入れ」位置の変更

一つ目は、指の感触で識別できるマークの形状、配置の変更。
実は現在の紙幣にも、視覚障がい者が触ってわかるよう識別マークがあるのだ。でも、全紙幣の表面の右下と左下に識別マークがあるから、よく触ってマークの形を確認しないといけないのだ。新紙幣は、識別マークの配置がそれぞれ違うから、触っただけでわかるのだ。

二つ目は、数字の大型化。
額面のアラビア数字を現在の紙幣よりも大きくして、増加する訪日外国人にもわかりやすくしているのだ。また、一万円札と千円札で「1」の形が異なるのもわかりやすさの一つだね。

三つ目は、「ホログラム」位置と「すかし」を入れる場所の変更。
この二つの位置を紙幣ごとに変えることで、日本紙幣をよく使う人でも紙幣の違いを判別しやすいようになっているんだ。

紙幣の区別がつくように色々な配慮が考えられているんだね。
2024年の導入に向けて、これから変わっていく部分もあるんだって。
多くの人が使いやすい紙幣ができあがるのが今から楽しみなのだ!

参照:財務省ウェブサイト

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