こんにちは!ユニバードさんなのだ。

みんなは、シャンプーの容器に「ギザギザ」がついていることに気づいているかな?
この「ギザギザ」のきざみは、髪の毛を洗う時に目をつぶっていても、目の不自由な方でも、容器を触った時にシャンプーとリンスを、誰でも区別できるように工夫されたものなのだ。
ユニバーサルデザインの話題の中で取り上げられる代表例のひとつなのだ!

実は、この「ギザギザ」を誕生させたのは、シャンプー、リンスなどでおなじみの化学メーカーの「花王」なのだ。

1989年、花王の消費者相談窓口に寄せられた「洗髪時、目をつぶっていても区別がつくといい。」というような声を元に、容器研究に取り組んだらしいのだ!

花王が誤使用の実態調査をするとなんと約6割の人が「シャンプーとリンスを間違えたことがある」と回答したらしいのだ!
半分以上の人が間違えるって、大変なことだよね。

さらに、目の不自由な方のことも考えて、盲学校への訪問調査をするなどたくさんの研究を重ね、容器に「ギザギザ」のついた《きざみ入り容器》が誕生したのだ。

この大変な研究の過程は花王さんのサイト「シャンプーのきざみができるまで」にも載っているのでそちらもぜひ見るのだ!

花王「シャンプーのきざみができるまで」

今回紹介したシャンプーのように、ユニバーサルデザインは日々の身近なくらしと密着した関係があるのだ!
みんなのユニバーサルデザインへの関心を深めるきっかけになったらいいのだ!