こんにちは!ユニバードさんなのだ。

みんながマスクをするようになってもう1年。
日本中、在庫不足になって心配したけれど、今ではいろんなタイプのマスクを選べるようになったね。

ユニバードさんは、普段はまったく裁縫をしないのだけど、去年のマスク不足の時は自分で作ろうとしたのだ。

その時に参考にしたのが、ユニバーサルデザインの「ボックス型マスク」
スウェーデン在住のオルソン恵子さんが去年の6月に作り方の動画を公開していたんだ。

恵子さんは、普段裁縫をしない人でも作る可能性があることから、コツがいるような作り方じゃだめと思い立って、改良したみたい。

1.作る工程を少なくする

2.誰でもきれいに仕上げることが出来るようにする

3.ワイヤーなどを使わずに、なるべく顔にフィットする形にする

といった裁縫初心者にもやさしいけど、着けていて楽しくなるようなこだわりの設計を目指したんだって。

恵子さんの動画を見て、ユニバードさんも作って見たのだ。
作った感想だよ。

・型紙がまっすぐで簡単にすぐ作れるのだ

・布を切るのも簡単なのだ

・ミシンで縫う所が少ないのだ

・古いTシャツを再利用したゴムだから、エコでしかも痛くないのだ

作ってみたマスク

ユニバーサルデザインは、できるだけ多くの人が利用できることを目指すけど、それを実現する方法も大事だって恵子さんは言うよ。
とってもわかりやすい動画を作るのも、裁縫の楽しさを多くの人に届けたいからなんだって!

すごく良いユニバーサルデザインの製品でも、作るのが大変だったり高価だったりすると、多くの人が使えないよね。

ユニバードさんも、ユニバーサルデザインをみんなに知ってもらうために、使う人のことだけを考えるのではなく、作る人のことも考えないといけないなと思ったよ。

恵子さんありがとう! ユニバードさんも作り手にも配慮してユニバーサルデザインを広げていくのだ。


【参照】
オルソン恵子さん「ボックス型マスク」より Keiko Olsson Sewing Channel:https://note.com/keiko_olsson/n/na29cb4285260

ケイコ・オルソン Facebook https://www.facebook.com/syatelje.keikoolsson/

編集者追記)
報道されているように2021年2月の日本では、品薄だった不織布マスクが購入できるようになっています。不織布は布やウレタンより粒子を絡めとる力が強いという実験結果があります。研究機関の専門家は、「その日の体調や行く場所の(感染)リスクを考えて選んでもらえれば」と述べています。