こんにちは!ユニバードさんなのだ。 今日、駅のホームで電車を待っていたら、歩きスマホをしている人と白杖(はくじょう)を持った視覚障がいの方がぶつかりそうになったのを見たのだ。 とっても危ないところでヒヤヒヤしたのだ。 歩きスマホはマナー違反だけど、視覚障がいの方は目が見えにくいゆえに道に迷いやすかったり、ちょっとしたことで方向感覚がわからなくなってしまったり、外出したときに困ることがたくさんあるのだ。
このマークを見かけたことはあるかな? 初めて見た人も多いかもしれないね。 白杖を頭上50cm程度に掲げている視覚障がいの方を見かけたら、進んで声をかけて支援しようという「白杖SOSシグナル」運動の普及啓発シンボルマークなのだ。 岐阜市役所がこのマークを公募により作成し、社会福祉法人日本盲人会連合がこの運動の普及啓発を行っているのだ。 白杖を高く掲げて立ち止まっていたら「SOS」の合図。助けが必要なことを周囲に知らせているサインなのだ。 もしこの仕草をしている人を街でみかけたら「お手伝いしましょうか?」と言って声かけしたりしてほしいのだ!
日本盲人会連合ではこの「白杖SOSシグナル」運動の普及啓発をしているけど、実は残念ながらあまり世間に浸透していないみたいなのだ。白杖使用者のなかでもその存在を知らない人が多いみたい。このマークが広まっていくうちに「サインが出ていないから助けなくて大丈夫」という誤解を招くのでは、との指摘もでているんだって。
もちろん「白杖を掲げていないから困っていない」というわけではないのだ。このSOSの仕草をしていなくても、駅のホームや路上などで視覚障がいの方が危険に遭遇しそうだと思ったときには、ぜひサポートをしてほしいのだ!マークの普及も大切だけどみんなが自然に障がいを持った方をサポートできる社会になってほしいなとユニバードさんは思うのだ。
「白杖SOSシグナル」普及啓発シンボルマークのほかにも、内閣府のホームページには障がい者に関するいろんなマークが掲載されているよ。 君はいくつ知っているかな?
岐阜市役所障がい福祉課 「白杖SOSシグナルの普及啓発について」 http://www.city.gifu.lg.jp/21102.htm
社会福祉法人日本盲人会連合 「白杖SOSシグナル」のマークが内閣府ホームページに掲載 http://nichimou.org/all/news/secretariat-news/151021-jimu/
内閣府ホームページ 「障害者に関するマークについて」 http://www8.cao.go.jp/shougai/mark/mark.html