こんにちは!ユニバードさんなのだ。
11月ももう下旬、もうすぐ12月だね。
12月と言えば、クリスマスを思い浮かべる人が多いと思うけど、もう一つとっても有名なイベントがあるのだ。何だか分かるかな?
そう、竜王戦なのだ!
将棋をあまり知らない人でも聞いたことはあるという人も多いんじゃないかな?
竜王戦とは、全7タイトルある将棋の棋戦の1つで、名人戦とならんでプロ将棋界の頂点といわれているタイトルなのだ。
毎年11月から12月にかけて竜王のタイトルを賭けた七番勝負が行われていて、今まさに今年の七番勝負の真っ只中なのだ!
ただ、将棋をしたことのない人の多くは、「将棋のルールが分からない」「駒の意味が覚えられない」と感じているんじゃないかな。
じつはユニバードさんも将棋に興味はあるけど、ルールを覚えるのが億劫でなかなか手が出せずにいたのだ。
そこで初心者にもとっても優しい将棋駒を見つけたので紹介するのだ!
その名も「大明駒」。アートディレクターの稲葉大明さんによって考案された新しい将棋駒なのだ。従来の将棋は駒に「王将」や「歩」などの漢字が書かれていて、それにより駒の役割や動ける位置を区別していたのだ。
それに対して大明駒は駒に描かれた図柄がそのまま各駒の動きを表しているので、誰が見てもわかりやすいデザインになっているのだ。(図1参照)
たとえば前後左右に何マスでも進むことのできる「飛車」は、駒に黒色で上下左右の線が引かれているのだ。また、「飛車」の成駒(裏面)である「竜王」は前後左右に加え、右斜め前後、左斜め前後に1マスだけ進むことのできるので、上下左右の黒色の線に加え、右斜め前後、左斜め前後は金色に塗られているのだ。(図2参照)
このように、「黒色の線が引かれている方向は何マスでも進める」、「金色や銀色で線が引かれている方向は1マスだけ進める」という意味になっているのだ。これなら初心者の人や、漢字が読めない外国の人でも駒を見るだけで将棋を楽しむことができるのだ!
将棋になかなか手を出せずにいた人も、大明駒なら気軽にチャレンジすることができるんじゃないかな。大明駒を使って従来の将棋駒と比べながら経験者の人に教えてもらえば、従来の将棋駒にも徐々に慣れていくことができると思うのだ。
デザインを少し工夫することで、より多くの人が楽しむことができる。大明駒はまさにユニバーサルデザインな将棋駒なのだ!