ユニバードさんと非金属性 空港用竹製車椅子

こんにちは!ユニバードさんなのだ。

暑い日が続いて、もうすっかり夏だね。夏休みには、旅行や帰省で遠出する方が多いんじゃないかな?
先日、ユニバードさんは出張でJALの飛行機に乗ったんだけど、空港で新しいユ・ニ・バを見つけたから紹介するね!

飛行機に乗る前、必ず手荷物検査を受ける保安検査場を通るよね。ユニバードさんは金属を身につけていないけれど、金属探知機のゲートを通過するときに何となく緊張するのだ。
保安検査場で並んでいる時に、ユニバードさんの前に並んでいた方が足の不自由な方だったんだけど、見たことのない車椅子に乗っていたんだ。車椅子を見せてもらったら、なんと竹で作られてるんだって!

その方にお話を聞いたところ、従来の車椅子は金属で作られているため、保安検査場で必ず車椅子から降りてボディチェックを受けなければならなかったけれど、JALが用意しているこの竹の車椅子だと、金属探知機に反応しないので、ボディチェックを受けることなく車椅子のまま通過して、搭乗口まで進むことができるんだって。
竹の車椅子を導入することによって、乗っている方が一度車椅子から降りる手間もなくなるし、ボディチェックする空港側の手間もなくなるし、何よりも、乗っている方が安心して保安検査場を通過できることが素晴らしいよね!
(※車いすに乗っている方が身につけている金属が反応した場合には、通常と同じくボディチェックが行われます。)

この竹の車椅子は、JALの発着便のある一部の空港に試験的に導入してるとのことなのだ。竹やセラミックスの素材のみを使っていて、一切金属を使っていないんだよ。それでもしっかり走行耐久性試験というのに合格して、JIS規格にも適合しているんだって。安心して使うことができるよね!

導入する空港がもっと増えて、身体の不自由な方でも安心して飛行機に乗れる環境が広がればいいな、と、ユニバードさんは思ったのだ。

日本航空株式会社(JAL)
JALユニバーサルデザインページ内
「金属探知機に反応しない空港用竹製車椅子」
https://www.jal.com/ja/ud/bamboo.html