ユニバードさん

こんにちは!ユニバードさんなのだ。
12月に入ってますます寒くなってきたね。
ユニバードさんはお家のこたつからなかなか
抜け出せない日々を過ごしているのだ。

この間、おでかけした時に文房具屋さんに寄ってみたら、2016年の手帳がたくさん並んでいたのだ。システム手帳、週間ダイアリー、スリム手帳、1日1ページ手帳・・・手帳ってこんなに種類があるんだね!ユニバードさんもびっくりなのだ。ユニバードさんにぴったりな手帳はないかなぁと探していたら、なんとユニバーサルデザイン(以下UD)に配慮された手帳を2つも見つけたのだ!

ユニバーサルデザインダイアリー

まず1つ目が「ユニバーサルデザインダイアリー」。株式会社レイメイ藤井が制作したUDに配慮した見やすい手帳なのだ。
UDフォントが使用されているので、似ている文字の見間違いを防ぐことができるのだ。
UDフォントとは、UDの考えに基づき、より多くの人に見やすく読み間違えにくいデザインの文字のことだよ。さらに、大文字や3色カラーを使ってより見やすく使いやすい工夫もされているのだ。

サイズもA6、B6、A5サイズと豊富で、使う人に合わせて好きなサイズが選べるのだ。人によって使うシーンが異なるから、いろんなサイズがあるのはとっても嬉しいね。

TONE REVERSAL DIARY

そして2つ目が白黒反転手帳「TONE REVERSAL DIARY」。
今年起業したばかりの株式会社アーチャレジーが制作した弱視の人向けの手帳なのだ

中を見てみると・・・す、すごく真っ黒だね!
黒地に白い文字がとってもよく映えるのだ。
明るい場所で手帳を開くと、紙に光が反射して文字が読みにくい時ってあるよね。弱視の人の場合、そうでない人よりももっと読みにくくなってしまうらしいのだ。しかも、長時間使用するとすごく疲れやすくなる人もいるそうだよ。
「TONE REVERSAL DAIARY」は黒地の紙を使っているから、明るい場所では紙が光を吸収して反射しないので書いた文字や絵が読みやすいのだ。(写真2参照)
だから弱視の人が明るい場所で使っても、読みにくかったり、疲れたりすることもなく快適に使うことができるんだよ。
「TONE REVERSAL DIARY」に使える白やパステルカラーのボールペンは、文房具屋さんによっていろんな種類の商品が販売されているのだ。

この「TONE REVERSAL DIARY」は、多くの弱視の人にとって、使いやすいモノが作れないかと考えたことがきっかけで誕生した手帳なのだ。制作者自身も視覚障害があるので、当事者目線で、誰が使っても、持っていても、おしゃれで使いやすい手帳を作ることができたんだって。

何かを作る時、使う人の立場に立って考えることって、ユニバーサルデザインを広めていくうえでとっても大事なことだなぁとユニバードさんは思うのだ。

みんなも自分に合った手帳を探してみてね!

【出典・参考資料】
ユニバーサルデザインダイアリー(株式会社レイメイ藤井)
http://www.raymay.co.jp/binder/contents/diary/items/universal/lineup.html
TONE REVERSAL DAIARY (株式会社アーチャレジー)
http://trdiary.archalle.co.jp/diary2016/index.html