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ユ・ニ・バ通信 第2号

ユ・ニ・バ通信 第2号 〈イセトーUDで書類不備を削減! の巻〉

マンガをスライドショーでご覧いただけます。



今回のユ・ニ・バのポイント

例えば今回のケースのBさんの場合、マンガでBさんが言うとおり、
申請書の記入しなければならない箇所がわからなく、記入漏れを起こしてしまった。

before01

あれっ、電話番号が書かれていないのだ!


枠線や色を上手く使い、記入する項目のエリアを明確にすると…

after01

記入漏れがなく、全て正しく記入されているのだ!

記入する箇所が一目でわかるように工夫することは、記入漏れを防ぐ大事なポイントです。

高松市は香川県の中央部に位置する、人口約42万人の中核市です。瀬戸内海に面しており、港からの眺望も美しい風光明媚な都市です。高松市様では、市をあげてユニバーサルデザインに取り組まれており、これまで様々な事業を推進されました。近年、「納税通知書」などの市民へ届ける通知物についても、もっとわかりやすく、伝わりやすくなるように様々な努力をされています。
イセトーでは「納税通知書」をはじめ一部の帳票で、ご担当者様と協議しながら、ユニバーサルデザインに配慮した帳票デザインをさせていただいております。
ユニバードさんが高松市にインタビューしたのだ

バンザイ!インタビュー

Q1. なぜ、帳票デザインの見直しを進められたのですか?
高松市では、平成22年3月に高松市情報システム最適化計画を作成し、以後5年間をかけて業務システムの再構築に取り組んでいます。この再構築を機会に、帳票を以前よりも良くしようと職員で検討を始めました。しかし、職員はみんなデザインの素人ですから、いくら検討してもよいものになりません。そこで考えを変えて、デザインのプロに発注しよう、ユニバーサルデザインにしよう、どうせならユニバーサルデザインの認証も取ってしまおう、ということになりました。
Q2. 市民のみなさまの反応はいかがでしたか?
概ね好評をいただいております。内容が分かりやすくなったため、市民のみなさまからの問い合わせが具体的になり、応対がしやすくなったと思います。
ただ、1枚に収めることを優先して、一部の帳票をA4よりも少し大きいサイズとしてしまったため、コピーやファイリングがしづらいというご意見も頂きました。市民のみなさまの利用シーンについて検討が不十分で、ユニバーサルデザインに対する配慮が足りなかったと反省しています。
Q3. 今後は、どのような取り組みをおこなわれますか?
平成24年度にユニバーサルデザイン推進室を設置し、平成25年5月に高松市ユニバーサルデザイン基本指針を定めました。全庁を挙げてユニバーサルデザインの推進に取り組んでいます。
平成25年6月には、市民課が証明請求書ユニバーサルデザイン化委員会というプロジェクトチームを立ち上げました。このプロジェクトでは、市民のみなさまにご記入いただくための申請書や請求書についてユニバーサルデザイン化の検討を行っています。帳票のユニバーサルデザイン化を既にしていますから、そのノウハウが生かされています。近いうちに、プロジェクトの成果に基づいた申請書や請求書をお披露目できると思います。
また、今後は窓口レイアウトや案内表示のユニバーサルデザイン化なども検討しています。
UCDA認証「伝わるデザイン」を取得した「納税通知書」
高松市様、本当にありがとうございました!
これからも、ユニバーサルデザイン化の推進・支援を行って参りますので、よろしくお願いします!
(事業推進室 石倉)


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