まだまだ暑い日が続くけど、暦で言ったらもう秋なんだよね。
1年も半分以上が過ぎ、「そろそろ来年のカレンダーを」と思って、ユニバードさんは 本屋さんに探しにいってみたのだ。
みんなは、様々な色覚を持つ人がいることを知っているかな?
その中で、濃い赤が暗く黒っぽい色に見えるという人たちがいるんだけど、カレンダーって、平日の数字は「黒」、土曜日は「青」日曜・祝日は「赤」で作られていることが多いよね。
カレンダーUD配慮前上のカレンダーは、濃い赤が暗く黒っぽい色に見える人にとって、下のように見えるのだ。

カレンダーUD配慮後赤が黒っぽく見えるから、特に祝日がどの日なのか見てすぐわかりにくいよね。
下のように赤い色をオレンジ色っぽく変えたり、後ろに色を入れたりするとどうかな?
誰にとってもお休みの日がいつなのかわかりやすくなると思うのだ。
カレンダーUD配慮後最近はこんなふうに多様な色覚の人にも見やすい工夫をはじめ、様々な人にとってわかりやすく工夫されたカレンダーがいろいろ作られているよ。
大きな本屋さんなどでカレンダーを探すとき、ちょっと気をつけて見てみるのだ。
たくさんのユニバーサルデザインに配慮したカレンダーにきっと出会えるはずだから。

※P型とは
NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構(外部リンク)の提唱する色覚分類用語のひとつ。
黄緑〜赤を感じにくい色覚のことを指します。