こんにちは!ユニバードさんなのだ。

日頃の疲れを癒しに海外へバカンスに出かけてきたのだ。
空港内は海外に行く日本人や、日本に遊びに来た外国人で大にぎわい!そんな人混みの中、搭乗ゲート付近で、外国人の方が流れている搭乗アナウンスのスピーカーに向けてスマートフォンを操作している不思議な光景を目撃したよ。

一体なにをしているのだろう…?とても気になったので、ちらっと画面を覗いてみたのだ。
すると、今流れているアナウンスの内容が英語に変換されて、画面に表示されていたのだ!
え!一体どういうことなのだ?

実はこれ、ヤマハが開発した「おもてなしガイド」というスマートフォンアプリらしいのだ。
流れてくる音声アナウンスをスマートフォンのマイクで受信したと同時に、その内容が多言語化されて、文字情報として画面に表示されるんだって。(対応できる言語数に制限はありません※)

さまざまな国からの訪日外国人が増加しているいま、何カ国語ものアナウンスを連続して流したり、映像ディスプレイ等で字幕表示するだけだと、スペース上の制約から難しい場合もあるし、時間や費用ばかりがかかってしまうよね。
でも、このアプリがあれば知りたい情報を知りたい人にだけ効果的に伝えられて、利便性を提供することもできるのだ。
出発便のゲート変更や時間変更など、乗客に必要とされる情報を文字情報で一目で確認できるのはとっても便利だよね!

このアプリは成田国際空港と関西国際空港のANA国際線搭乗ゲートでの試験運用だけでなく、現在多くの自治体や交通機関でも続々と運用が行われているよ。今後は商業施設や観光施設などへも広がっていくみたいなのだ。

ヤマハではこういった訪日外国人や高齢者、聴覚障がい者に、利便性のさらなる向上を目指し、「音のユニバーサルデザイン(SoundUD)化」社会の実現を推進していく取り組みを行っているんだ。
外国人に限らず、高齢者や聴覚障がい者にとっても嬉しいサービスの一つとなりそうだよね。

オリンピックに向けますます訪日外国人が増えていく中で、こうしたサービスがもっと普及して、より多くの人に日本の魅力を伝えていくことができればいいな…とユニバードさんは思うのだ!

※対応言語数は施設によって異なります。

SoundUD推進コンソーシアム 公式サイト
https://soundud.org/

「おもてなしガイド」公式サイト
http://omotenashiguide.jp/
(利用には事前にアプリケ-ションのダウンロ-ドが必要となります。)