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こんにちは!ユニバードさんなのだ。
今回はユニバーサルデザイン7原則について説明するのだ。
聞いたことはあるけど、あまり詳しくは知らないっていう人も多いんじゃないかな?

ユニバーサルデザイン7原則とは、ユニバーサルデザインを提唱したロナルド・メイスを始めとしたユニバーサルデザインに関する主宰者たちによって編集されたのだ。
世の中に溢れるユニバーサルデザインは、この7原則に従って設計されているんだよ。

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じゃあ具体的にどんな工夫をすればいいのかな?
これまでユニバードさんブログで紹介したものを例に挙げて考えてみよう!

たとえば「街で見つけたユニバーサルデザイン ~みんながわかるピクトグラム~」で紹介した視覚記号の一つ『ピクトグラム』。これは「④認知できる情報」に当てはまるのだ。
大人や子供、外国の人などいろんな人が認知できる情報で提供することで、誰もがわかりやすいユニバーサルデザインに配慮した設計になるのだ。
他にも、駅のアナウンスや、ジュースの缶に施されている点字などもより多くの人に認知できるように工夫されているから「④認知できる情報」に当てはまるのだ。

次に「街で見つけたユニバーサルデザイン ~階段の手すり~」で紹介したクネクネの手すり『クネット』。これは「⑥少ない身体的な努力」に当てはまるのだ。あまり力を使ったり苦労をしたりせずに誰もが使いやすい設計になっていることがユニバーサルデザインなのだ。
他にも、Suicaなどの交通系電子カードやシングルレバー式の水洗も、力を使ったり手間をかけたりせずに利用できるから「⑥少ない身体的な努力」に当てはまるのだ。

このように、一つの製品に対して7原則すべてが当てはまる必要はないのだ。1つでも当てはまっていれば、それは立派なユニバーサルデザイン!

逆に一つの製品でいろんな原則が当てはまっている製品もあるのだ。
たとえば駅やスーパーなどでよく見かける『だれでもトイレ』。
これは、いろんな原則が当てはまっているとってもユニバーサルデザインなトイレなのだ!
『だれでもトイレ』は健常者の方や身体障がい者の方、お年寄りなど誰でも平等に使用できるようさまざまな工夫がされているのだ。これは「①公平な利用」だね。
さらに、入口は長い取っ手のついた引き戸や、押しボタンによる自動開閉扉が使われているのだ。車椅子に乗っている人や小さいこども、力の弱い人にも簡単に開閉できるから「⑥少ない身体的努力」に当てはまるね。
そして、『だれでもトイレ』は、いろんな人が使いやすいように設備が工夫されているから、窮屈にならないようスペースも広くとられているのだ。これは「⑦接近や利用のためのサイズと空間」に当てはまるのだ。
トイレの前にはピクトグラムも使われているから、「④認知できる情報」にも当てはまるね。

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他の原則についても、ユニバーサルデザイン7原則のページで事例と一緒に紹介しているから、ぜひ読んでみてほしいのだ。

世の中にたくさん溢れるユニバーサルデザイン。
じつは「ユニバーサルデザイン7原則」に基づいて設計されていたんだね。
みんなもユニバーサルデザインを見つけたら「これはどの原則に当てはまるのかな?」と考えてみると、もっとユニバーサルデザインについて勉強するのが楽しくなるかもしれないのだ!